京都の学生の備忘録。

京都の学生が徒然なるまま思ったことを書くブログです。勉強したり、散歩したり、酒を飲んだり。公認会計士合格とモルガンスタンレー内定により伝説になる夢。ごゆるりとお楽しみください。

そうだ、百井行こう。&獺祭スパークリング

とまあ、京都行くかぐらいのノリで決意したのが19時頃。

まだ行けるっしょ!と思ったのが甘かった。写真を撮るほどの明るさもなかったので全編文字だけの記事となりそうだ。

 

百井とは京都市左京区の北の山にある集落・地域である。ここに行くのは酷道国道477号で行くのが普通のルーティングだと思われる。他に道知らねーもん。さてこの国道477号であるが、まぁすんばらしい酷道だ。ガードレールがなく、離合不可な程狭く、舗装もガッタガタで、更に高低差があり、カーブもキツイ、街灯なんか数えられるぜという、酷道エリートと言って過言ではない道だ。

実はこのR477は三重県四日市市大阪府池田市を結ぶ国道だが、酷道区間京都市左京区右京区間である。本当にここは政令指定都市かよとツッコミを入れたい。

 

さて、今日はダメ人間としての生活を謳歌したわけであるが、前述のように19時頃思い立って我が愛車CBR400Rを走らせたのである。R477は、R367を北上し、大原を越え、途中トンネルまでの道から分岐している。幅員狭小の文字がなんとはなしに腹立たしいが、まあ酷道にはありがちなので見なかったふりをして曲がっていく。

初めこそ軽快にブインブインと行っていたが、そんな心持ちをかのR477が許してくれようか。ガードレールがない事でカーブを読み切れず、

「( ゚Д゚)ハァ?こんなカーブ曲がるんかよ!!!」

と減速した瞬間であった。

フルバンク停車である。

おいおいマジかよ、シャレになんねーよ、何か壊れたろ、街灯ねーよ、明かりはヘッドライトだけだよこえーよ。そんな事を言っていても仕方ないので、サイドスタンドを出して、立ち上げようとするが立ち上がらない。そういえば立ちごけした時も誰かに助けてもらわないと上げられなかった。いやいやこんな山の中で誰か来たらそっちのが怖いし、渾身の力を振り絞ってなんとか立ち上げた。真っ暗の中でビビり倒していた僕は、エンジンをかけるや否やロケットスタートをキメて逃げた。人生初のセカンド発進だった。いやぁホントに怖かった。

なんとか苦境を乗り切った僕であったが、次のカーブも似たようなものだった時は初めてバイクが怖いと思った。結局ヘアピンが4つ程続くと、狭く暗く舗装も悪い、まぁ酷道が続いた。光がないというのは本当に怖いものだ。光がないからミラーに何も映らない。虫はワンサカいる。左右どちらかには林が広がり、何かがいそうな気配がプンプンする。だが、"怖い"という単語を心の中でも思ってしまうと、それに囚われそうだったので決して思わなかった。ここで言わせてもらう。本当に怖かった!月が明るい日で本当に良かった。

本当に怖い楽しい思いをしながら走っていくと集落が出てきた。大原百井町である。ここは明るかったのでバイクを止め、一服しつつ、さっきの転倒の箇所を調べてみた。目で見て分かったのは、右前ウインカーがぐらついている、ブレーキレバーが下方向に曲がっている、カウルが少し傷ついているといったところだった。人間の方は右手の筋を違えていた。人間はおいといて、ウインカーは点灯しているので大丈夫、ブレーキレバーは握りにくいがブレーキは効くので大丈夫、カウルは黒ペンで塗れば大丈夫、と転倒したわりには軽傷ですんでよかった。これからは本当に気を付けよう。

さて一服し終わり、更に進もうと走り出す。結構なカーブ、街灯もない、ここまでくると慣れたもので、このような異様な状況にも全く動じなくなる。途中、看板に「尾越以降通り抜けできません」とあった以外は、特におかしな所はなかったのだ。通り抜けできない国道とは一体…。

そう走っていると工事現場が現れた。ほほう、こんな山奥でも道路工事するのか、京都市はなかなかやるのう。とんだお門違いであった。特に疑問に思わずずーーーっと走っていると、まさかのダート路面が出現した。ダート国道は東北の方の一本だけではなかったかとビビりまくっていると、右手には墓地、更に右奥には大型の廃屋…。流石におかしい、ちょっと止まって調べよう。エンジン切るのは怖すぎたので、グローブ外してスマホ様で調べると、聡明な読者様ならお分かりだろうが、道を間違えていた。取り敢えず集落まで戻ろう、そっからの話だ。

戻る途中でなにわナンバーのスイフトかなんかと離合できたが、多分アイツも道を間違えているな。何か目的があってあんな道にあんな時間に行く方が怖いんだが。

そんなこんなで正しいルーティングに戻り、あとは百井別れだけだなーと思い走ると、R477は最後の牙を剥いてきた。ほぼダートと言ってもよい舗装の悪さ、15%はあろうかという急勾配である。この舗装には高回転にした方が安定するが、急勾配にはブレーキかける必要があり、エンジンが止まりそうになる。結局、クラッチを切りブレーキ全力という荒業で乗り切れたが、あんな思いは二度としたくない。

百井別れでR477とお別れし、鞍馬まで戻れた時には泣きそうになった。光があり、まともな道を走れる事に感動した。このへん、全国各自治体は配慮していただきたい。しかしまた走りたい気持ちもなくはないのである。

 

獺祭スパークリング

昨日のことであるが、バイト終わりに獺祭スパークリングをもらえたのである。経理ガバガバじゃねーかと言われたらあれだが、たまにはこんな事もあっていいじゃないの。

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さて獺祭である。日本酒好きでなくとも知っている人は知っているだろう。そのスパークリングである。僕は日本酒が好きであるが、高い酒を買うほどの熱意はない。その点高い酒をたまに飲めるバイトというのは素晴らしいチョイスであった。金髪にはできないんだが。

風呂からあがって、クーラーをつけ、テレビを見ながら獺祭をあける。弾けるような音と、生酒特有の香り。手についた飛沫。こんな酒を一人で飲める贅沢を噛み締める。説明書きには、開栓して再栓し、静かに天地返しするとオリが混ざるとあるのでそれに従う。目に見える程のオリが下っていくのは、味が際立つための儀式のようだ。

さて、グラスに注ぐ。気が無駄に抜けないように、静かに注ぐ。米の香りが立ち込める。口に付けた瞬間、これまで経験したことのない"日本酒"の世界が見えた。

米味のシャンパンという印象を得た。甘く、米の味をしっかりと、これでもかと受ける。それでいて、後味はスッと抜ける。これは普通の獺祭とは違う、別の獺祭だと思い知った。

 

食レポやってみたけどこれはあかんわ。恥ずかしいからやめよ。